子連れで飛行機

子連れで飛行機に乗るなんてやっぱりなんだか不安だし畏縮してしまいますよね。私もそれは同じでした。本当は1歳前にハワイに行く計画を立てていましたが、ハワイ行きは夜の便なのに当時毎日夜泣きをしていたので機内も大変だろうと思い諦めました。でも赤ちゃんのときから海外に連れて行く人も結構いるみたいですよね。意外と何とかなるのかもしれません。ともは1歳９ヶ月で初フライトでしたが、そのときの様子や子連れで飛行機に乗るコツを少し紹介します。

行き先
大人だけで行くなら行きたいところに行けばいいのですが、子連れの場合はやはり治安や衛生面、気候の過ごしやすさ、フライトの時間なども考慮するべきだと思います。グアムやハワイなら１年中暖かいし、ホテル周辺にコンビニなどもたくさんあるので買い物にも困りません。ハワイ行きはフライト時間が長いけど、たいてい夜の便なので、うまく寝てくれたら何とかなるかなーと思います。ともの乗ったグアム行きは３時間半のフライトで昼前の便だったので、お昼寝の時間をうまく調節できれば、機内食を食べて少し遊んでるうちに眠くなってきて寝てるうちに着いてしまうという感じです（ともは出発前に空港で寝てしまい、機内では一睡もしませんでしたが・・）。旅慣れた人ならどこでも大丈夫かもしれませんが、そうでない場合はやはり定番のハワイやグアムが行きやすいのではないでしょうか。観光客の行くところなら日本語も通じます。

チェックイン

スクリーン前の座席 子供が歩くこともできます

座席のない子供でもチェックインのときのちょっとしたことで席をもらえることがあります。チェックインカウンターに行ったときに、それとなく「今日は混んでますか？」と聞いてみましょう。私たちの乗った便は少し席に余裕があったのでスクリーン前にひとつ飛ばしで座席を取ってくれて、その間の席に子供を座らせることができました。席があるのとないのでは大違いです。帰りは混んでいて席をもらえずずっと抱っこしていましたが、やっぱり狭いしちょっと大変でした。スクリーン前というのもポイントです。前の座席がないので荷物を置くところにはちょっと困りますがやはり広いです。うまくスクリーン前に席をもらえることを祈りましょう。これはもう運ですね。チェックインのときにリクエストしておいたベビーミールやおむつの確認も忘れずに。

待ち時間
国際線の場合は２時間前までにチェックインを済ませるので搭乗までに空き時間ができてしまいます。ここで寝かしてしまっては機内で大変です。空港によってはキッズルームがありすべり台などの遊具やおもちゃもあったりするので時間つぶしに利用しましょう（と言って、うちは利用しなかったため失敗して空港で寝かせてしまったのですが）。ベビーミールなどももらえたりするようです。搭乗前にはおむつがえを済ませておきましょう。空港内ではショッピングセンターで使っているようなベビー用カートを借りられるのでベビーカーを持参していない場合は利用するといいと思います。

機内にて
【いよいよ機内へ】
３歳未満の子連れは優先搭乗させてくれるので先に機内に乗り込むことができます。席に着いたらお菓子やおもちゃ、マグなど必要なもの以外の荷物をキャビネットにしまいます。必要なものはあらかじめ別にしておくといいでしょう。乳児の場合はバシネットという簡易ベッドを借りられます。体重制限などは航空会社によって違うので確認しましょう。

【機内での過ごし方】
機内ではとにかく騒がせないようにしましょう。うまく寝てくれればラッキーですが、ともは一睡もしなかったので持ち込んだおもちゃと機内でもらったおもちゃをとっかえひっかえしてました。しかも歩きたい時期だったので、非常口前の座席のないところに窓の外を見に行ったり結構うろうろしてました。また機内では入国カードを書かなければいけませんが、ともに手をとられて落ち着いて書いていられませんでした。少しお金がかかりますが旅行会社などであらかじめ書いておいてもらうのも手だと思います。子供が好きそうな新しいおもちゃをひとつ買っておいたりじっくり遊べるシールブックなどを用意しておくのもいいでしょう。

【機内食】
あらかじめリクエストしておけば機内でベビーミール（０歳〜１歳）、チャイルドミール（２歳〜１１歳）をもらえます。JAL便では８ヶ月までの赤ちゃんには瓶詰ベビーフード２種類とオリジナルのエプロンやスプーンなど、９ヶ月からの赤ちゃんには温かい離乳食後期ぐらいのおかずとバナナ、お菓子（ベビー用おせんべい１箱）のベビーミールでした（路線によってはパン、ゼリーも）。子供の機内食は先に持ってきてくれます。乳児の場合はミルクのお湯も機内でもらえます。

【おむつがえ】
機内ではジュースをもらったり飲み物を結構飲むのでおしっこの量も増え、おむつがえも必要になってきます。トイレにはおむつ交換台もありますが結構手狭なので立っちのできる子ならパンツタイプのおむつのほうがいいでしょう。ウンチをされないように祈りましょう。リクエストしておけば機内でおむつセットをもらえます（おむつはテープタイプ）。サイズもMとLから選べました。

	グアム便でもらったおもちゃ	グアム便でもらったおむつセット かわいい袋に紙おむつ２枚と ウェットティッシュ、ビニール袋 帰りも同じものをもらえました。

追加
ともの２度目のフライトは２歳５ヶ月のときの沖縄行きでした。グアム行きのときの経験があったのでお菓子やパン、おもちゃなどいっぱい持ち込みました。朝８時半の便だったのですが、機内で寝てくれるように朝５時に無理やり起こして気合十分で乗り込みました。でも驚いたことに、乗るときに手にしていたお気に入りのミニカーひとつと機内でもらった飛行機のおもちゃだけで２時間ちょっとのフライトを乗り切ったのです。５時から起きているのに眠い様子もなくずっとご機嫌で、ミニカーを走らせたり窓の外を見てお話したりジュースをもらって飲んだり、お菓子もおもちゃも全然いらないしなんだかびっくりでした。前みたいにうろうろ歩き回ることも全然ありませんでした。おしゃべりも上達して普通に会話もできるようになっていたので、お話して時間を過ごせるようになっていたのも良かったんだと思います。重い荷物をわざわざ持ち込んで損した〜と気が抜けました。

	機内では絵本も貸してくれます 大好きなパトカーの絵本でご機嫌	沖縄便でもらったおもちゃ